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朝から昼過ぎまでグラミー賞授賞式をたっぷり観て・・・

夕方、早めに猫たちにごはんをあげてから
日フィルの演奏会に行ってきました。

日フィルの演奏会に行くのは10年ぶり。
10年前も今日も、指揮者は下野さんです。

~日フィル九州公演2016~
モーツァルト / 「フィガロの結婚」序曲
ドヴォルジャーク / チェロ協奏曲
ブラームス / 交響曲第2番
チェロ:宮田大
指揮:下野竜也



下野さんは相変わらずキレッキレでしたが
やっぱり日フィルは日フィルなんだよな〜(^^;)
一言で表すとすれば職業オケ。
お仕事で演奏してます~という雰囲気が
そこはかとなく出ちゃってる感じ(笑)
指揮者、オケ、客席との間に温度差を感じました。

正確に言いますと、日フィルを聴きにくる客層って
いつものクラシックの演奏会の客層とはちょっと違うというか・・・
なので、霧島国際音楽祭の時などに比べたら
温度差があってもおかしくないのです。

下野さんの音楽づくりは相変わらず丁寧で的確(と私は思う)。
特にブラームスの2番は、
四半世紀前に下野さん自身が卒論に選んだ曲だと記憶しています。
それだけに今回、地元で、プロオケで演奏することになり
思い入れもひとしおなのではないかと。
たーちも演奏会が終わってから
「ブラ2がめちゃくちゃ好き!という思いがすごく伝わってきた」
と言ってましたよ(笑)

ソロの宮田さんは丁寧な演奏でとても良かったです。
ただ、同じ曲を普段CDなどで鑑賞する時に、
デュ・プレとかマイスキーとか、
どちらかというと激アツな演奏ばかり聴くので
宮田さんの洗練された演奏だと少々物足りなかった・・・(爆)
それから2楽章でチェロの音色があっさりしていたので残念でした。
私には2楽章のチェロはむせび泣いているように聴こえるんです。


チェロ協奏曲の2楽章。
デュ・プレの演奏を聴くとこちらまで泣いてしまうわ(´、丶)


演奏会終了後は、CD購入者限定でサイン会もあったのですが
特に欲しいCDもなかったし、また夏に下野さんと会えるだろうし
寒かったので(爆)さっさと帰宅しました。


下野さんが10年前に同じく日フィルで指揮を振った時の感想を
日記に書いていたので、下に貼り付けておきます。
10年前にもオケに対して同じような不満があったみたい@私( ̄_ ̄|||)
そして10年前は立ち見席をバンバン出してたんですね。
今年は満席でしたが立ち見席はなかった模様・・・。

2006.02.17. 日フィル九州公演

いよいよ、待ちに待った日本フィルの鹿児島公演の日がやってまいりました♪ 夕方からそそくさと支度をして、仕事から帰宅したたーちと共に鹿児島県文化センターへ。開場したばかりのエントランスはごった返していました。よく見ると、日フィルメンバー数名が、エントランスでアンサンブル演奏をしていました。ん~、気分が高鳴ります・・・。

1500名収容のホールは、見事に満員御礼。車椅子席まで満席になっていました! こんなにたくさんお客さんが集まった演奏会というのは久しぶりです。昔、エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ歌手)がやってきた時の講習会(というかほぼ演奏会)は立ち見が出るほどの盛況ぶりでしたが、今日ほどではなかったなぁ。

さて、時間になり、指揮者・下野竜也氏登場。下野先輩は、相変わらずちっちゃくて、燕尾服に着られている雰囲気でした(爆) でも指揮はパワフル。指揮台を所狭しと飛び跳ねておりました(笑) とてもわかりやすい、綺麗な棒(指揮)なので、見ていて退屈しません。

1曲目は劇音楽「真夏の夜の夢」から、序曲と結婚行進曲(メンデルスゾーン) ・・・テンポを早めに取っていたのか、若々しい演奏に聴こえました。オケが下野さんに着いていっていないような箇所も。プロの慣れ、というのか、そういう雰囲気が見え隠れしました。

2曲目は、左手のためのピアノ協奏曲(ラヴェル) ・・・ピアノソロは今話題の舘野泉さん。元々優秀なピアニストでしたが、脳溢血で右半身不随となり、左手一本でピアニストに復帰した方です。この「左手のための・・・」は、第一次世界大戦中に、戦争で右腕を失ったピアニストのためにラヴェルが書いた曲。舘野さんにはぴったりの、左手のみで弾く難曲です。これを楽しみに来られたお客さんも多かっただろうと思いますが、舘野さんと下野さんの呼吸が合わない感じ。下野さんは極力歩み寄ろうとしているのですが、舘野さんは自分が必死になってしまっているのか、オケとのタイミングが合いません。優秀なピアニストに対して失礼ではありますが、やはりTVドキュメント放送での人気が先行しているというか、あまりいい演奏ではありませんでした(残念) 演奏が終わった後の拍手は鳴り止みませんでしたが、私にはどうもこの拍手が"同情の拍手"に聞こえて仕方ありませんでした。アンコールの曲も、う~ん・・・という感じ。ただ、脳溢血から復活してここまで努力したという点では、やはり凄い人なのでしょうが。

ここで15分の休憩。

3曲目は、交響曲第9番「新世界より」(ドヴォルザーク) ・・・出だしから下野さんがぶっ飛んでいました。この曲の1、2、4楽章は、クラシックファンでなくても耳にしたことのある有名な曲。初めて聴く人でも楽しく聴けます。下野さんも、メリハリのある指揮で盛り上げます。でも、金管楽器がちょっと下手だったかも。バランスが少し崩れているように感じました(金管デカ過ぎ?) 私がこの曲を聴くのは中学生以来かな? 本当に何十年かぶりに聴きましたが、私の記憶から消し去られていた3楽章は、なんだかスター・ウォーズっぽい音楽でした(笑) こんな曲だったっけ~?と思いつつ楽しみましたけれどね!

そして終演。やんややんやの大喝采。拍手が鳴り止まないのでアンコールです。アンコールはバッハの「G線上のアリア」と、ブラームスの「ハンガリー舞曲第1番」。この2曲は良かったです。というより、G線上のアリアは淡々とした中に感情が溢れてくる感じでした。おそらく下野さんは、去年の暮れに亡くされたお母様のことを想って指揮台に立っていたのだと思います。対照的に、ハンガリー舞曲は、賑やかで独特のテンポの揺れが指揮とぴったり合っていて、今日一番の出来ではなかったかな?と思います。全体的には楽しい演奏会でした。
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