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キエフ・オペラ(ウクライナ国立歌劇場オペラ)の
お引越し公演に行ってまいりました~!

演目はヴェルディ作曲「アイーダ」。
日本では、サッカー日本代表の応援歌で
「アイーダ」の中の凱旋行進曲が使われているので
そこだけご存じの方も多いはず。
(私と同年代~それ以下の人ならば、サッカーに興味がなくとも
中学校の教科書に載っていますから少しは親しんだはずですが・・・)

まあ、お引越し公演で毎日のようにあちこち巡るので
(14日間に東京以西で12公演ってそりゃ相当厳しいでしょ!)
舞台セット等は出来るだけ簡素に~
(すぐ組み立てられてすぐ解体出来てすぐ運べる)
人海戦術も封印して~
(合唱団・バレエの出演者は必要最小限、衣装替えして複数の役を)
ということになります。
ホールの裏口につけてあったのは
超大型トレーラー3台と貸切大型バス3台ほど・・・

それにしても凄いです。
(おそらく夜間に)長距離移動
→舞台セット組み立て
→リハーサル
→メイク・衣装
→公演(たっぷり3時間以上かかる演目)
→撤収して移動
これを毎日やるわけですからね~。

同じ会場で2公演やるだけでもヘロヘロだった私から言わせてもらえば
この人たちは超人ですよwww

オペラの冒頭、ラダメス(男の主役)の超有名なアリアが歌われるのですが
最初の一声を聴いた私とたーち、顔を見合わせ・・・(爆)
これはあきまへん・・・ハズレくじのテノールです(涙)
なにせイタリア語が全くイタリア語に聴こえず、
音程こそなんとかぎりぎりセーフのラインなのですが
声もあまりよろしくない上に伸びてこない。
これで終幕までお付き合いするのかと思うと憂鬱な気分に・・・(^^;)
アリアが終わると同時に普通は拍手するはずですが
(「アイーダ」はアリアの終わりでオーケストラが切れないので
オケが演奏していても構わず拍手するのが普通です)
このラダメスの声にみんなびっくりしちゃったのか
全く拍手なしでスルーしてしまいました(爆)
・・・タイミングを計れなかっただけかもしれないけどねww

その後、アムネリス(アイーダの恋敵)、アイーダ(女の主役)が出てきて
この二人は本当に上手かったので私のテンション復活。
アイーダのアリア「勝ちて帰れ」では
お客さんも乗り遅れないように頑張って拍手(笑)
ですがやっぱり、私の大好きな1幕の重唱のシーンなど
ラダメスのおかげで少々残念な感じではありました。

2幕は、凱旋のシーンなどもあるので
舞台セットと合唱団・バレエ・仕出し(=業界用語でエキストラのこと)に注目。
セットは・・・カキワリで舞台美術をほぼすべて網羅(爆)
壮大なカキワリ・スペクタクルとなりました(爆爆)


これは公演の静止画像を音楽にシンクロさせて連続して表示していますが
私が観た公演はこれとほぼ同じ規模、同じ演出・舞台美術・衣装でした。


歌っている時はこんな感じですね~(なぜかアモナズロのシーンww)
オペラ用のホールではないので
奥行きを広く見せるのはムズカシイですね。

それに・・・私がいつも家でDVD等を観る時には

こんな壮大にお金がかかった演出の録画を観ることが多いので
それに比べてもの足りないのは当たり前(^^;)
(この動画の最初、上から下に舞台転換しながら、
兵士の肩越しに凱旋の様子を見る、というこのスケールの大きな演出!
私の大のお気に入りです!!)
3:30過ぎから、有名な「凱旋行進曲」です。

3幕は、カキワリに照明を当てて水面を表現していたりして
なかなかの美術でございました。
ですが・・・アイーダが切々と歌っている最中に
なんと舞台裏から

ドーン!!

という大きな音が。
このオペラを知っている人なら、イレギュラーな音とすぐに気づいたはず。
私もたーちも心の中で
「あ、裏でカキワリか大道具を倒したんだな・・・」と思いつつ
そんなこともあるさー♪と観ていましたが、
さすがのアイーダ、音に動じることなく美しく歌い続け・・・
というか今の裏方の失敗をかき消すべくさらに美しく歌ったのでした(笑)

おそらく・・・
幕が終わって使い終わった大道具は、
オペラの終演を待たずすぐに外のトレーラーに搬出していて
もちろん舞台では演奏が続いているので
音を立てないよう慎重に作業するわけですが
たまたまうっかり倒しちゃったのだろう、というのが私とたーちの予想。
オペラにはこんなハプニングが付き物ですから
それを楽しみつつ観るというのも面白いものですよ。

もう1つ、舞台上のハプニング。
凱旋のシーンで、敗戦国・エチオピアの人々が
奴隷として連れてこられるのですが、
仕出し(エキストラ)は何役も掛け持ちしているので
おそらくちょっと前にバレエ(戦勝のお祝いのダンス?)を踊っていた人たちが
早着替えをして奴隷になって出てきたのです。
で、奴隷はみんな裸足で出てきたのですが
ひとりだけ、立派なバレエシューズを履いて出ていた奴隷がいました!(爆)
観ていた人、誰か気づいたかなぁ?(*≧m≦*)ププッ

まあそんなこんなで終幕まで大変楽しい時間を過ごしました。

とにかくアイーダとアムネリスの歌は素晴らしくて、
特にアイーダの「おお、わが祖国よ」は本当に美しかった!
あとは、エジプト国王も上手かったです。
やっぱりオペラは生で観るのが楽しい(^^)

家を5時間ほど留守にしましたが、
猫たちにいたずらされそうなものは全部撤収しておいたので
いたずらの被害はゼロでした~ヾ(*ΦωΦ)ノ ヒャッホゥ
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